11月7日(金)
「ジョジョの奇妙なお笑い芸人」
(ブチャラティが来る)
ブチャラティ「何をやっている?
ジョルノ・ジョバァーナ
なぜボケるのをやめる?
なぜ笑いを取らない?」
ジョルノ「・・・
あんたがいい人だからな
あんたは今ボケるのを一瞬ためらったから
ぼくもボケるのをやめる事にしたんだ
あんたは少年が自分ではずしたこの腕を見て笑いを取ろうと思い
一瞬ボケるのをやめた
ですよね?」
ブチャラティ「・・・」
ジョルノ「ネタのために切り落とされたこの『腕』に・・・
突っ込みを入れようとして
彼はいったいいくつだろう?
13歳・・・
この生徒手帳でわかる
あんたが突っ込みを考える時間があったからこそ
ぼくはボケることができた
あんたがネタを無視して受け流す人なら
ぼくのボケは今ごろ滑って転んでいた・・・
だからボケるのはやめにしたんです
ネタのために自分の腕を切り落としたいヤツがやるのは勝手だ
個人の自由ってものがあるし
笑いを取りたいやつが
自分の笑いの取り方を決めるのだって自由だ
だがしかし!
この街にはネタ振りを流すことで笑いを取るヤツがいて
そんなヤツは許せない・・・
・・・と『あんたはそう思っている』
そして芸人にそんな笑いの取り方をさせているのは
あんたのとこの『社長』だ
そこにあんたは『矛盾』を感じている・・・
だからあんたは彼の腕を見て突っ込みを考えたんだ」
ブチャラティ「だとしたらどうだと言うんだ?
その事とおまえを『ボケ倒す』事は別だ・・・
おれは『ルカのボケを食った犯人をつきとめ・・・ボケ返す事を命令されている』
おまえが勝手にボケるのをやめたからといって
おれが笑いを取るって事には変わりはないんだぜーッ!」
ジョルノ「いいや、あんたはもうボケたりはしませんね
なぜならあんたはぼくの相方になるからだ
ぼくはあんたの社長を倒して
この事務所を乗っとるつもりでいる」
ブチャラティ「なんだってッ!!」
ジョルノ「ネタ振りを流すような芸人を消し去るには
自らお笑い芸人にならなくっちゃあいけないって事さ」
11月9日(日)
「ジョジョの奇妙なお笑い芸人」
(頼りにならない康一くん)
承太郎「もしもし?康一くんか」
康一「じょ、承太郎さんッ!
ぼ・・・ぼくッ!・・・」
承太郎「・・・
何かあったのか・・・?康一くん」
康一「ど・・・どこから話したらいいのか・・・
そ・・・
そう・・・ですね・・・
『結果』から話します
『彼』は『お笑い芸人』です」
グオン!
康一「『汐華初流乃』はイタリアでは発音のせいで『ジョルノ・ジョバァーナ』と芸名を使っています・・・
『シオバナ』=『ジョバァーナ』ですよ
髪の毛も写真の黒ではなく金色に染めています
若手のくせに大御所のようなキップの良さで
ぼく食事をおごられてしまいました・・・
偶然出会ってしまったんです
そして『持ちネタ』はチラッと見ただけで
かなり謎が多いネタのようなんですが・・・
『相手の突っ込みをそのまま相手に返す』」
承太郎「・・・」
康一「イタリアにき・・・来たばかりですけど
やばい事なら・・・
ぼ・・・ぼく!
もう舞台に出たくないです・・・!!」
承太郎「・・・
すまなかったな・・・
もしやとは思ったが『お笑い芸人』だとは知らなかったんだ
すぐに劇場に連絡してキャンセルするよ」
11月12日(水)
「ジョジョの奇妙なお笑い芸人」
(決着)
承太郎「どんな気分だ?
DIO・・・」
DIO「・・・」
ネタがねえのに背後から突っ込み待ちされる気分ってのは
たとえると・・・
ネタを10個しか持っていない男が
持ちネタすべて出し尽くしてやっと舞台袖に引っこもうとした瞬間!
グイイッ
・・・と
さらに腕を捕まえられて舞台中央に引きずり出される気分に似てるってえのは・・・
どうかな?」
DIO「・・・」
承太郎「ネタを思いつくのに何秒かかる?
3秒か?4秒か?
思いついたと同時にネタを始めて笑いを取る!
ボケたおしな!
NHKのオンバト風に言うと・・・
『計量しな!どっちがオンエアされるか試してみようぜ』
というやつだぜ・・・」
11月15日(土)
「ジョジョの奇妙なお笑い芸人」
(承太郎の主張)
承太郎「この空条承太郎は
いわゆるお笑い芸人のレッテルをはられている・・・
ライブで必要以上にボケたおし
いまだに笑いの止まらねえ客もいる・・・
イバルだけで能なしなんで
ネタを見せてやった師匠は
もう2度と舞台にあがらねえ
レストランで牛乳を飲んでる客にいきなり顔芸を見せて
鼻から吹き出させるなんてのはしょっちゅうよ
だがこんなおれにも
はき気のする『悪』はわかる!!
『悪』とはてめー自身のためだけに
他人のネタを利用しパクるやつのことだ!!
ましてや若手をーっ!
きさまがやったのはそれだ!
あ〜〜〜ん
おめーの『パクリ』は被害者自身にも
観客にもわからねえ・・・
だから
おれが裁く!」
花京院「それはちがうな
『悪』?
『悪』とは敗者のこと・・・
『正義』とは勝者のこと・・・
笑いを取った者のことだ
過程は問題じゃない
笑いを取れなかったやつが『悪』なのだ」
11月16日(日)
「ジョジョの奇妙なお笑い芸人」
(小ネタ集)
ジョルノ「『涙目のルカ』さん・・・
何でも突っ込みで
ナイフを顔面に深々とつき立てられても
ボケるのをやめなかったとか・・・」
スピードワゴン「う・・・うまいッ
突っ込みがイコールボケにつながっているぞ!」
ジョナサン「向こうへ行けよッ
ぼくは君に感謝されたくって笑いを取りに行ったんじゃあないぞッ!
ぼくは本当のお笑い芸人をめざしているからだ!
君が若手で困っていたからだ!
相手が笑いのわからないやつだからって
笑いを取れないとわかってるからって
お笑い芸人は勇気を持ってネタを始めなくてはならない時があるからだぞッ!
でもいつか笑いを取れるようになってやる
エリナ「ジョナサン・ジョースター」
(でもなんだってこのハンカチをポケットから出したの?
きっと
これも彼の言う本当の『お笑い芸人』になるために
必要なネタ振りなのね)
ディオ「君・・・
もうジョジョと漫才はしたのかい?
まだだよなァ
初めての相方はジョジョではないッ!
このディオだッ!ーーーーッ
ディオ「いいぞォ!
新たなネタがわいてくる
いい感触だッ!」